空き家の放置で考えられる苦情!注意したい2つのポイントとは?

空き家の放置で考えられる苦情!注意したい2つのポイントとは?

空き家を所有しているにもかかわらず、とくに管理をしないまま放置していると、周辺住民からさまざまな苦情が来てしまう恐れがあります。苦情が来る時点で、空き家は危険な状態になっている可能性が高く、そのままでは「空き家等対策特別措置法」によって「特定空き家」に認定されてしまう危険もあるでしょう。ここでは、苦情対策をするうえで、とくに注意しておきたいポイントを紹介します。

 

空き家の苦情①:臭い

空き家を放置した際、発生しやすいトラブルとして挙げられるのが「臭い」です。臭いは少しでも立ち込め始めるとすぐに周辺住民に悪影響を及ぼしてしまうため、苦情を防ぐには細心の注意を払わなければなりません。それにはまず、臭いが発生する原因から把握しておく必要があります。

 

空き家に臭いが発生する原因

基本的に、空き家は人が住んでいる住宅に比べて悪臭が発生しやすいとされています。その理由のひとつが「換気」です。ドアや窓を閉め切ったままの状態で長時間放置していると、湿気によってカビが発生しやすい環境が整ってしまいます。

また、注意しておきたいのが「封水切れ」です。封水とは、汚水管や汚水枡にたまっている水のこと。この水があるおかげで、排水口から悪臭が部屋に入りにくくなる仕組みになっています。しかし、家に誰もいない期間が長くなると封水が蒸発し、悪臭が入り込みやすくなるのです。

 

空き家の臭い対策

空き家で臭いを発生させないためには、前述した封水切れを発生させないようにするのが大切です。そのためには、定期的に空き家に足を運び、水を流しておく必要があります。ただ、すでに悪臭が発生してしまっているようなら、水を流したところで解決しません。排水口の汚れをスポンジなどで落としたうえで、重曹・クエン酸をかけて臭いを消すようにしてください。また、空き家を訪れた際には窓を開け、しっかり換気することも重要です。

 

空き家の苦情②:傷み

臭いと並び空き家への苦情となりやすいのが「傷み」です。傷んだ空き家を放置していると倒壊するリスクもあり、近隣の人や建物に被害を与えた場合には膨大な損害賠償を請求されるリスクがあります。そのため、まずは空き家が傷んでいる原因を把握し、しっかりと対策を練っておかなければなりません。

 

空き家が傷む原因

空き家が傷みやすい原因として考えられるのが「カビ」です。悪臭の原因にもなっているカビですが、とくに木造住宅の場合は木を腐食させ、一気に空き家を劣化させる要因となっています。だいたい1か月の期間換気や排水を行わず放置しているだけで、空き家の傷みは深刻なものとなってしまうケースがあるため、一刻も早く対処するべきでしょう。

また、空き家周辺の雑草を放置していると、建物の傷んだ箇所に侵入し劣化を速めてしまう恐れがあります。こうした原因から、1年程度空き家を放置していた場合、再び人が住むにはしっかりとした準備が必要になるのは避けられません。当然景観も悪化し、苦情が発生しやすくなってしまうでしょう。

 

空き家の傷み対策

空き家の傷みを防ぐためには、臭い対策同様定期的に空き家を訪れ、しっかり換気をするのがポイントです。また、空き家全体を確認して、傷んでいる部分を発見した場合は修繕を、場合によっては大規模なリフォームを考える必要があるでしょう。

 

苦情を放置するリスク

自分が所有している空き家に苦情が寄せられているにもかかわらず、何も対策をせず放置し続けていると、大きなリスクが発生する可能性があります。また「空き家等対策特別措置法」の存在も覚えておきましょう。状態の悪い空き家を放置していると、この法律によって「特定空き家」に指定されてしまいます。

特定空き家となった場合には固定資産税の優遇措置を外され、税率が最大で6倍となってしまうケースも。大きな損失となるのは避けられないため、定期的に空き家をメンテナンスするか、早めに売却するか、運用方法を決断するようにしてください。

 

まとめ

「空き家に苦情が寄せられているものの、どうすればいいかわからない」「空き家に苦情が来る前になんとかしたい」と考えている空き家所有者は、決して少なくないはず。もしも空き家の運用について悩みを抱いているようなら、「一般社団法人 阪神空き家再生機構」までお気軽にご相談ください。不動産のプロとしてさまざまな知識を備えたスタッフが、お客様の持つ空き家の現状をしっかりヒアリングしたうえで、最善のアドバイスをいたします。

 

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