帰省すると少し気になる “あのこと”
年末年始で久しぶりに実家へ帰ると、
「雨戸の立て付けが悪くなってきた?」
「庭の手入れ、大変そうだな……」
「親も年齢的に、今後どう過ごすのがいいのかな」
そんな小さな気づきが、ふと胸によぎることがあるかもしれません。
実家のこと、将来のことは話題にしにくく後回しにしがちなテーマ。けれど、
家族が自然と揃う年末年始こそ、無理なく話しやすいタイミングでもあります。
肩の力を抜いて、「これからどうしようか?」と軽く話してみるだけで、来年の安心感が変わってくるかもしれません。
実家がまだ“空き家になる前”に話しておきたいこと
① 実家の“いまの状態”を共有する
・気になる箇所や老朽化は?
・親が暮らしにくそうなところは?
・空き家になる可能性はいつ頃か?
小さな違和感も共有しておくと、全体像が見えやすくなります。
② お金のことをざっくり話す
重い話に聞こえますが、“ざっくり”で十分。
・固定資産税
・今後の修繕費の見込み
・売る/貸す/そのまま維持する場合のイメージ
曖昧なままだと後に負担が偏るため、最初の情報共有が大切です。
③ 親の気持ちを聞いてみる
「まだ住みたい」「そろそろ家をどうにかしてほしい」など、
本人の希望を知るだけで方向性が見えてきます。
結論を急ぐ必要はありません。
④ みんなの役割分担を軽く話す
・書類の管理
・連絡係
・見回り
・情報収集
小さな役割分担だけでも、家族全体の負担が軽くなります。
すでに空き家になっている場合は…
年末年始に立ち寄ってみると、久しぶりの空き家の状態に驚くこともあります。
空き家は “使わない時間が長いほど傷みが早い” ため、家族で状態を共有しておくことがとても大事です。
① まずは現状チェックから
・雨漏り・カビ・ひび割れ
・扉や窓の劣化
・庭木の伸び・近隣への越境
・郵便物がたまっていないか
・水道・電気・給湯器の状態
「見える範囲」で十分。現状を知るのが第一歩です。
② 空き家を放置するリスクを軽く共有
・老朽化の加速(修繕費が膨らむ)
・雨漏り・害獣などによる建物ダメージ
・放火・不法侵入などの防犯リスク
・行政からの指導対象となるケース
“怖がる” のではなく、知っておくことで考えやすくなります。
③ 管理方法について話し合う
・家族で見回りに行けるか
・定期的に管理が難しい場合は業者委託も選択肢
・通風・通水などの最低限の維持方法
・草刈りや剪定など近隣対策
負担が偏らないよう、役割も相談しておくとスムーズです。
④ 今後の方向性をざっくり共有
いきなり決める必要はありません。ですが方向性だけでも共有すると、動きやすくなります。
・維持する
・売却する
・賃貸にする
・リフォームして活用する
・解体して土地として考える
家族で「どうしたいと思っているのか」をざっくばらんに話すことが大切です。
⑤ 専門家に相談するタイミングを決めておく
年末年始に話した内容をふまえ、
「春頃に一度相談してみようか」など、ゆるく“次の一歩”を決めておくと安心です。
困ったときは、私たちにお気軽にご相談ください
阪神空き家再生機構では、
・空き家の状態チェックの初期相談
・費用の相場感
・売却/賃貸/利活用の選択肢整理
・行政制度のご案内
など、初歩段階の不安にも寄り添いながらサポートしています。
「何から始めればいいか分からない」そんな段階こそご相談いただきたいタイミングです。
年末年始の家族会議で生まれた不安や疑問を、少しでも軽くするお手伝いができれば幸いです。
最後に…
実家や空き家の将来は、家族にとって大切でデリケートな話題。
焦らず、ゆっくり、できるところからで大丈夫。
家族が揃うこの季節に、少しだけ未来の話をしてみることで
新しい一年をより安心して迎える一歩となりますように…





